早期の利上げ必要になる可能性 フィラデルフィア連銀総裁

 【共同】フィラデルフィア連邦準備銀行のプロッサー総裁は20日、首都ワシントンで講演し、量的金融緩和の縮小が現在の慎重なペースのままで、経済の改善も継続するならば、緩和が行き過ぎた状態になり、対応が後手に回る可能性があるとの見方を示し、「できるだけ早い利上げ開始が必要になる可能性」があるとした。

 総裁は、物価が連邦準備制度理事会(FRB)の目標とする2%に向かって上昇を続け、労働市場の改善が続いた場合、「政策を適切に修正する必要」があると強調。

 経済の現状については、回復が始まって以来「最も確かな足取り」だとし、中でも住宅市場の持続可能な改善を予想した。1〜3月期の国内総生産(GDP)成長率の弱い数字は厳冬の影響だと指摘。経済の姿がより明確に見えるようになるには「あと1〜2カ月かかる」とした。14年は3%程度の成長を予測してきており、1〜3月期の数字が軟調だったからといって、4月以降の予想を下方修正することはしないと強調した。

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