サイバー犯罪組織摘発 FBI、ロシア人を手配

 【共同】米司法省は2日、ウイルスに感染させたコンピューターのネットワークを使い多額の金を詐取していたサイバー犯罪組織を摘発、ネットワークを遮断したと発表した。連邦捜査局(FBI)はロシア人のエフゲニー・ボガチェフ容疑者(30)を組織のリーダーと特定し、指名手配した。

 感染したコンピューターは全世界で100万台以上に上り、日本や欧州の警察当局、マイクロソフトなど大手IT企業も捜査に協力した。被害額は1億ドル(約102億円)以上に達するという。

 この組織は「ゲームオーバーゼウス」と名付けられたネットワークと、「クリプトロッカー」で知られる不正ソフトウエアによって、企業や個人のパスワードを盗み銀行口座を操作したり、暗号化したコンピューター内の情報の復元に金銭を要求したりしていた。

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