震災への思い、冊子に 兵庫・舞子高卒業生

 【共同】兵庫県立舞子高(神戸市垂水区)の環境防災科3年生が毎年まとめる1995年の阪神大震災への思いをつづった文集「語り継ぐ」を、同科の卒業生グループが1冊の縮小版にした。小中学生に教材として活用してもらうのが目的。

 グループ「防災・減災活動推進団体with」代表の京都産業大(京都市)経済学部2年久保力也さん(20)は「自分で経験したり親から聞いたりした震災当時のことを高校生の視点で振り返っているので、若い世代に伝わりやすい文章だと思う」と話す。

 環境防災科は2002年に全国で初めて防災について専門的に学ぶため設置された。文集は舞子高に保管され、インターネットでも公開されている。だが約350人分あり、全てを読むのが困難なため、読みやすい縮小版の製作を思い立ったという。

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