国際刑事裁が国連に苦言 「逮捕状の大統領と会談」

 【共同】国際刑事裁判所(ICC)検察局は17日、逮捕状が出たものの、拘束に至っていないスーダンのバシル大統領と国連高官が会談したことに苦言を呈する報告書を、国連安全保障理事会に提出した。

 ICCは2009年、ダルフール紛争をめぐる戦争犯罪などでバシル氏に逮捕状を発付した。ICCによると、国連のエリアソン副事務総長は今年1月、バシル氏と「長時間の会談」を行った。

 検察局は報告書で「国連が親しげに接することが(バシル氏らの)自己正当化に利用される高いリスクがある」と指摘。逮捕状が出ている人物との会談は、職務執行のため不可欠な場合に限定すべきだとくぎを刺した。

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