地下濃縮施設、閉鎖せず イラン、研究拠点に転換へ

 【共同】イランのサレヒ副大統領兼原子力庁長官は、地下深くに造られた中部フォルドゥのウラン濃縮施設について、研究開発施設に転換するとの考えを明らかにした。国営イラン通信が9日伝えた。イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国との協議で既に提案したという。

 米国はフォルドゥの施設について「要塞化された地下の濃縮施設は平和的な核開発には不要」(シャーマン国務次官)として閉鎖を求めているが、それには応じず、研究開発施設に転換することで存続に道筋を付ける狙いがあるとみられる。

 サレヒ氏は、敵対するイスラエルがイランの核施設への攻撃を警告していることを念頭に「わが国の核施設には脅威が存在する。全ての核技術のバックアップ施設として空爆に耐えうるものになっている」と説明した。

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