脱送電網の道を選んだイーベイ

 オンライン競売最大手のイーベイは、データ・センターの電源として燃料電池を導入している。ビジネスウィークによると、同社は現在、世界各地に点在するデータ・センターを、ユタ州とアリゾナ州、そしてネバダ州の3ヵ所に統合しており、それにともなって国内最大規模の燃料電池を設置することで、環境に最も対応したデータ・センターを整備する方針だ。

▽グリーン発電だけが弱いユタ州

 同計画を統括するディーン・ネルソン副社長は、ユタ州を候補地としてした調べた際、優遇税制をはじめ、遅延時間の小ささや優秀な労働力といった点で満足のいく条件が揃っている反面、クリーン・エネルギーの… 続きを読む

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