脱法ドラッグ、米でも横行 規制逃れ後絶たず
- 2014年7月21日
- アメリカ発ニュース
【共同】米国は日本より一足先に脱法ドラッグが社会問題化し、連邦政府や多くの州が2010年ごろから厳しい規制を導入、捜査当局も取り締まりを強めた。だが成分の一部を変えて規制の網を逃れた製品が出回るケースは後を絶たない。日本と同様のいたちごっこが続いている。
「袋や商品名がかっこいいからといって安全なわけじゃない」。20代後半のアマンダ・ミラーさんは昨年秋、米テレビに語った。脱法ドラッグの一種である脱法ハーブを使用後に吐血。ミズーリ州の病院に入院し、心臓や肝臓の機能に異常が確認された。
大麻に似た作用がある化学物質を、乾燥させた植物の葉にまぜて作る脱法ハーブは、08年ごろから米国で出回り始めた。「K2」「スパイス」などの名称でコンビニやガソリンスタンドで売られ、刺激を求める若者の人気を集めた。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ