欧米2強、中型機で熱戦 英航空ショーで売り込み

 【共同】ロンドン郊外で20日まで開かれたファンボロー国際航空ショーでは、ボーイングとエアバスがそれぞれ最新の中型機を出展し、受注競争の熱戦を繰り広げた。いずれも機体の軽量化や燃費の向上に力を入れ、現時点で勝負はほぼ互角とみられている。

 話題の中型機は、ボーイング「787−9」とエアバスの「A350−900」。ともに機体の約半分に従来のアルミ合金ではなく、炭素繊維を用いた次世代機で、大幅に改善した燃費や静粛性が売り物だ。座席数はいずれも300人弱(3クラス時)。日本から欧州や米国東海岸などの長距離路線に使用できる。

 787−9は今月にニュージーランド航空に初号機を納入しており、A350−900は年内にカタール航空に納める予定。787は日航、全日空ともに発注しているほか、日航はA350の購入も決めている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る