油田制圧に「深刻な懸念」 安保理、取引自粛呼び掛け
- 2014年7月28日
- 世界のニュース
【共同】国連安全保障理事会は28日、イスラム教スンニ派の過激派「イスラム国」などがイラクやシリアで油田やパイプラインを制圧していることについて「深刻な懸念」を表明する議長声明を発表した。
声明は、制圧された油田はイスラム国などの資金源となり、戦闘員の勧誘やテロ実行に利用される恐れがあると指摘。国連加盟国に対し、自国民がイスラム国などとの原油取引に応じることがないよう注意喚起した。
イスラム国は今月上旬、シリア東部の油田を相次いで制圧するなど勢力を拡大。闇市場を通して巨額の資金を得ているとされる。声明は、常任理事国ロシアが主導した。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ