北朝鮮、謎のドーム施設 北西部のミサイル発射場

 【共同】北朝鮮が北西部東倉里のミサイル発射場に新たにドーム形の施設を建設していることが29日分かった。ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」が商業衛星の写真を発表した。使途は不明だが、訓練センターやミサイル展示場の可能性があるという。

 ドーム型の施設は二つあり、それぞれ直径50メートルと18メートル。今年4月ごろから建設が始まった。高官やメディアを招いて「衛星」打ち上げやミサイル発射を見せるための施設のほか、管制センターの可能性もあるとしている。

 北朝鮮が5月から7月にかけて、昨年夏以降で4回目となる移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)「KN08」のエンジン燃焼実験を同発射場で行ったと分析。開発が飛行実験段階に近づいた恐れがあるとした。

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