9月末までにワクチン試験 エボラ出血熱でWHO

 【共同】西アフリカで流行するエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)のキーニー事務局長補はジュネーブでの12日の記者会見で、感染を予防するためのワクチン2種類が開発段階にあり、臨床試験が9月末までに行われる見込みだと明らかにした。

 さらにキーニー氏は、「緊急措置としてのワクチン使用を検討するための初期データ」を集めるには年末までかかるとの認識も示した。ワクチンが製造されれば感染拡大を抑え込む強力な手段となり得るが、現在進行中の流行を封じ込める手段として期待するのは困難で、将来的な利用を目指すものになりそうだ。

 WHOは12日、エボラ出血熱の感染者に未承認の治療薬を投与することを条件付きで容認すると発表した。使用が想定されているのは開発段階の治療薬で、使える量は限られている。この点についてキーニー氏は「今は手持ち分がないが、年末までにより多く供給されると期待している」と述べた。

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