中国軍機、3回異常接近 26日から米中作業部会

 【共同】25日付のウォールストリート・ジャーナルは、中国軍の戦闘機が南シナ海上空の国際空域で米軍の対潜哨戒機P8に異常接近した問題に関連し、今年に入ってから他にも少なくとも3回、米海軍機に対する中国軍機の挑発的な接近飛行があったと伝えた。

 米国防総省当局者は25日、米中当局による空と海での「行動ルール」に関する作業部会を26日から2日間、同省で開くことを明らかにした。米側からは海軍作戦本部の幹部らが出席し、異常接近についても協議したい考えだ。

 3回の異常接近はいずれも南シナ海上の国際空域で発生したという。同紙は米当局者の話として、中国軍は米軍との良好な関係構築に努めており、一連の異常接近は中国軍中枢の指示ではなく特定のパイロットによる特異な行動である可能性があるとの見方を伝えた。

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