エボラ治療薬で専門家会議 WHO、使用促進へ検討

 【共同】世界保健機関(WHO)は4日、西アフリカで流行するエボラ出血熱の治療方法に関する専門家会議をジュネーブで開いた。2日間の日程で、日本を含む世界各国から製薬業界や医療倫理の専門家、感染国の保健当局者、WHO関係者ら計約200人が参加。開発段階の治療薬やワクチンの使用促進に向け検討を進める。

 会議では、開発段階の治療薬の利点やリスクなどについて議論するほか、使用促進に向けどんな支援が必要か話し合われる見通し。

 WHOは8月12日、エボラ出血熱の患者に開発段階の治療薬を条件付きで投与することを容認すると発表。感染した米国人や英国人が開発段階の治療薬「ZMapp」の投与を受け回復するなど、一定の薬の効果も見られた。

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