15日パリで国際会議 イスラム国対応

 【共同】フランスのオランド大統領は9日、過激派イスラム国の勢力拡大で混乱するイラク情勢への対応を検討する「イラク安全保障会議」を15日にパリで開催すると発表した。開催前の12日には自身がイラクを訪問するとしている。

 フランス大統領府の声明によると、オランド氏はイラクのマスーム大統領、アバディ首相と電話で協議し、イラク側の同意を得て会議の開催を確認。参加国は「イラクの平和と安定を求める世界と地域のパートナー」としている。

 オランド氏は8月下旬から同会議開催を提唱。ファビウス外相は「イランも含めた中東各国と国連安全保障理事会の全常任理事国」の参加が必要との認識を示している。

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