みんなの党の路線問題 「分党」言及で対立拍車 新旧代表、収拾めどなく
- 2014年9月24日
- 日本発ニュース
【共同】みんなの党の浅尾慶一郎代表と渡辺喜美前代表の対立に拍車が掛かっている。渡辺氏が次世代の党の石原慎太郎最高顧問と会談して「分党」をちらつかせるのに対し、浅尾氏は離党勧告を含む処分を検討する考えを表明。事情聴取に応じるよう求めたが、渡辺氏は拒否する意向だ。27日の両院議員総会を前に、新旧代表の亀裂は深まるばかりで、事態収拾のめどは立っていない。
「党の外でさまざまな発言があれば、執行部として対応したい」。浅尾氏は24日の党役員会でこう強調し、渡辺氏が22日に石原氏と会談後、記者団に「(旧日本維新の会の)分党の経緯について聞いた」などと述べた真意をめぐり事情を聴く方針を重ねて示した。
執行部は17日の役員会で否定した「与党再編」路線を渡辺氏がテレビなどで主張し続けていることも問題視している。
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