NY株反落、17ドル安 利益確定売り優勢
- 2014年10月6日
- アメリカ発ニュース
【共同】週明け6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比17.78ドル安の1万6991.91ドルで取引を終えた。前週末の大幅上昇で高値警戒の利益確定売りが優勢となった。ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、20.82ポイント安の4454.80となった。
新たな取引材料に乏しい中で、一時はプラス圏で推移するなど値動きが激しかった。相場が高値圏にあることへの警戒感が強い中で、ドイツの8月の製造業受注が前月から大きく落ち込んだことを嫌気した売り注文が出た。ダウ平均は一時、前週末に比べ80ドル近く下落した。
ただ、米主要企業の7〜9月期決算発表を控えて「決算内容を期待した買い注文」(市場関係者)も出て、ダウは下げ幅を縮小して取引を終えた。
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