マイクロソフト、サムスンに690万ドルを請求 〜 特許使用料滞納の金利で
- 2014年10月6日
- ハイテク情報
サムスン(Samsung)は、アンドロイド(Android)OS搭載のスマートフォンとタブレットに使われているマイクロソフト(Microsoft)の特許技術に過去1年に10億ドルの特許使用料を払ったことが裁判資料で明らかとなった。
同書類ではまた、ウィンドウズOS搭載のスマートフォンとタブレットをサムスンが製造販売すれば、特許料を減額するというマイクロソフトの提案も明らかにされた。
それらの情報は、マイクロソフトがサムスンを2014年8月に訴えて10月3日に改定されて再提出された書類のなかで示されたものだ。
両社は2011年に、サムスンがマイクロソフトに特許使用料を7年間払うことで合意している。
2012年7月から2013年8月に、サムスンが販売したアンドロイドOS搭載スマートフォンおよびタブレットに対し、サムスンはマイクロソフトに10億ドル以上の特許使用料を払わなければならなかったが、サムスンが一部を滞納し、その金利支払いを拒否しているため、マイクロソフトが今回、690万ドルを請求した。
サムスンは特許使用料を後に支払ったが、金利支払いについては、マイクロソフトがノキアの携帯電話事業を2013年9月に買収したことに対し契約違反と主張し、金利の支払いを拒否している。
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