時代の要請に応える技術 青色LEDでノーベル賞
- 2014年10月7日
- 世界のニュース
【共同】日本人3人の貢献で実用化された青色発光ダイオード(LED)は、省電力で長寿命の照明を実現し、便利で環境に優しいという時代の要請に応える技術の代表格だ。
電球だった信号機はより見やすいLEDになった。DVDより大容量のブルーレイディスクにも使われる青色LEDは、既に私たちの身の回りにあふれ、快適な暮らしに貢献している。
大量生産できる技術を開発したのが、中村修二・カリフォルニア大サンタバーバラ校教授だ。製品化は遅れたが、研究自体は名古屋大で進めていた赤崎勇名城大終身教授と天野浩名古屋大教授のチームが先行。独創的な日本の3人の研究が、世界をリードした。
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