富士フイルムが追加生産 インフル薬、エボラ出血熱に

 【共同】富士フイルムは20日、グループ会社の富山化学工業(東京)が開発し、エボラ出血熱への効果があるとされるインフルエンザ治療薬ファビピラビルを追加生産すると発表した。感染が拡大しており、提供要請が増えると見込んだ。追加生産の量は明らかにしていない。

 ファビピラビルは「アビガン錠」の商品名で承認されている。富士フイルムは日本でのインフルエンザ流行に備えて、2万人分の錠剤と、30万人分程度の原薬を保管している。しかし、海外からの求めに応じて提供すると必要な量が不足する恐れがあるため、追加生産を決めた。

 ファビピラビルはインフルエンザの薬として日本で承認されているが、エボラ出血熱に関しては承認を得ていない。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る