北朝鮮ミサイル発射準備の動き 米国にらみ揺さぶりか

 【共同】北朝鮮が再び長距離弾道ミサイル発射準備の動きを見せていることが明らかになった。2期目を迎えるオバマ米政権を交渉に引き込むための揺さぶりの可能性があり、発射強行に至るかどうかは見通せない。

 北朝鮮は4月のミサイル発射失敗後も「宇宙利用」の権利を主張。衛星打ち上げ名目でミサイル開発を推進する姿勢ははっきりしている。「米本土まで命中打撃圏に入れている」(北朝鮮国防委員会報道官)とするミサイル開発能力を誇示するため、いずれ再発射を試みるとの見方は根強い。

 ただ、関係国当局者の間では今のタイミングでの発射には懐疑論も出ている。習近平総書記を中心とする新指導部が発足したばかりの中国の態度を硬化させ、経済再建に向けた支援は遠のく。12月19日の韓国大統領選で北朝鮮が敵視する保守与党、セヌリ党の朴槿恵候補に有利に働くとみられ、日本の総選挙でも、北朝鮮批判が強まる可能性がある。

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