シャリフ首相、武装勢力掃討に決意 パキスタン、死刑凍結解除

 【共同】パキスタンのシャリフ首相は17日、北西部ペシャワルの学校襲撃事件を受け「われわれは戦いを続ける。後戻りすることはない」と述べ、武装勢力との戦いに決意を示した。ロイター通信によると、首相は国内で実施している死刑の一時凍結措置を解除することも承認した。

 AP通信によると、パキスタンでは17日、事件を受けて政府が宣言した3日間の服喪期間が始まった。国民は犠牲となった140人以上の生徒らの冥福を祈った。

 シャリフ首相はペシャワルで開かれた与野党代表らの会議に出席。犯行を認めたイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」などによるテロに対し、厳しい姿勢を打ち出した。

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