鳥谷、米断念し残留 阪神、最大の懸案クリア
- 2015年1月9日
- スポーツニュース
【共同】阪神から海外フリーエージェント(FA)宣言した鳥谷敬内野手(33)が、米球団との交渉が不調でメジャー挑戦を断念した。阪神が9日、残留を発表した。オフの補強にことごとく失敗した阪神は、最大の懸案だった攻守の軸の流出を回避できた。
鳥谷は2012年オフに取得した海外FA権を、14年オフに行使。大物代理人のスコット・ボラス氏と契約して移籍を目指したが、合意に至らなかった。球団を通じ「リーグ優勝、日本一を勝ち取り、喜びを共に分かち合えるよう全力でプレーしたい」などとコメントした。
阪神は今後、鳥谷と新たに契約を結ぶ。年数などを含めて大型契約になるとみられる。和田豊監督は「チームにとってもいい結論を出してくれた。新たな気持ちでチームの中心となって頑張ってくれると思う」という談話を出した。
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