NY原油反落、46ドル台 金は5カ月ぶり高値

 【共同】連休明け20日のニューヨーク原油先物相場は反落し、指標となる米国産標準油種(WTI)の2月渡しは前週末比2.30ドル安の1バレル=46.39ドルで取引を終えた。国際通貨基金(IMF)が前日に世界経済の成長率見通しを下方修正したことで、エネルギー需要の低迷が続くと警戒感が広がった。

 一方、金先物相場は7営業日続伸し、取引の中心となる2月渡しが17.30ドル高の1オンス=1294.20ドルと、中心限月としては5カ月ぶりの高値で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)理事会やギリシャ総選挙を前に、先行き不透明感から安全資産とされる金に逃避買いが集まった。

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