米高官が参加、本格協議 キューバけん制、曲折も

 【共同】米国とキューバは22日、国交正常化に向けた2日目の協議をハバナで開催した。米側から初めてジェーコブソン国務次官補(米州担当)が出席、双方の大使館再開に向けた議論を本格化させた。次官補級の米高官のキューバ訪問は約35年ぶり。

 キューバの共産党機関紙「グランマ」は21日、同国外交筋の話として「国交正常化の意思があるのなら経済制裁の解除が不可欠だ」と報道。米側をけん制する上層部の意図を伝えているとみられており、交渉には曲折も予想される。

 米国側は22日の協議で「数カ月以内」とする大使館再開時期を詰めるほか、米外交官の移動や人数の制限撤廃を要求。米政府が今月16日に実施した米国人のキューバ渡航制限緩和などを受けた交流拡大も促す。キューバ側はテロ支援国家指定の早期解除も求めるとみられる。

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