正常化、世代で割れる評価 米のキューバ系社会

 【共同】キューバ革命から半世紀以上断交してきた米国とキューバが、国交正常化に向けた本格交渉を始めた。キューバから亡命した人やその子孫らが多いフロリダ州マイアミでは、国交回復に反発する高齢層と、肯定的にとらえる若年層に分かれ、世代間の評価のずれが鮮明になっている。

 マイアミのリトルハバナ地区。キューバ系のレストランや店が立ち並び、米国に約200万人いるキューバ系の約7割がマイアミ圏を中心に住んでいるとされる。

 昨年12月の交渉開始発表の際は、地区内の公園に反対派約200人が集まったが、米メディアによると想定以下の人数で、高齢層に偏った。

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