レノボ、提携プログラムを提供開始 〜 クラウド・サービス・プロバイダー向け

 レノボ(Lenovo)は、クラウドおよびマネージド・サービス・プロバイダー向けに新たな提携プログラムを27日に開始した。

 データ・センター・ノーレッジ誌によると、同プログラムは、同社がx86サーバー事業をIBMから23億ドルで買収した際に取得したIBMシステム・エックス(IBM System x)という業者向けサーバー周辺事業を引き継いだもの。

 その結果、シンクサーバー(ThinkServer)というブランドとシステム・エックスはレノボのエンタープライズ・サーバー・グループ(Enterprise Server Group)に組み込まれた。

 新生した提携プログラムは、サーバー周辺サービスの流通業者や事業開発基金から直接提供される割引きシステム群へのアクセスをITサービス業者らに提供することで、人材育成や事業開発向け資金調達の機会活用を促し、サービス・プロバイダーらの利益率やキャッシュ・フローの向上に貢献するもの。

 同プログラムは現在、北米でのみ提供されているが、今後、世界規模で段階的に拡大される、とレノボは説明した。

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