米失業保険申請26万5000件 予想下回る、14年ぶり低水準

 【共同】労働省が29日発表した1月24日までの週の失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比4万3000人減の26万5000人で、30万人ちょうどを見込んだ市場予想を下回った。2000年4月15日までの週(25万9000人)以来、約14年9カ月ぶりの低水準だった。前週の数字は当初の30万7000人から30万8000人に上方修正された。

 申請件数の4週移動平均は前週比8250人減の29万8500人だった。

 集計が1週遅れる失業保険受給者総数(季節調整済み)は1月17日までの週で前週比7万1000人減の238万5000人。昨年12月20日までの週(235万2000人)以来の少ない水準だった。前週の数字は当初の244万3000人から245万6000人に上方修正された。

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