「早く仕事がしたい」 ハリル新監督、来日し会見
- 2015年3月13日
- スポーツニュース
【共同】サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ新監督(62)が13日、成田空港着の航空機で来日した。東京都内のホテルで就任記者会見に臨み「勝利に対する気持ちを植え付けたい。早く仕事がしたい」と意欲的に語り、2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の出場と、決勝トーナメント進出を目標に掲げた。
他国の代表チームやクラブなど、多くの就任要請を受けた中から日本代表の指揮を選んだ理由を「私と同じメンタリティー、厳しさや規律、敬意や真面目さを(日本人が)兼ね備えているからだ」と説明した。「バルセロナ(スペイン)やブラジルのサッカーではなく、われわれは日本だ。日本の戦い方をする」と自信ありげに宣言した。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会でアルジェリアを16強に導いた実績を買われ、日本サッカー協会とは記者会見前に正式契約を結んだ。既に就労ビザを取得。27日にチュニジア、31日にウズベキスタンと対戦する国際親善試合で采配し、6月からはW杯アジア2次予選も控える。「この2試合、絶対に勝利しないといけない。日本を復活させたい」と力強く話した。
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