中国、反テロ法棚上げか 米高官指摘、譲歩の可能性
- 2015年3月13日
- 世界のニュース
【共同】ロイター通信は13日、米政府高官の話として、中国政府がIT企業への管理・統制の強化に向けて整備を進めている「反テロ法」の一時棚上げを決めたと伝えた。米国など国際社会の批判を考慮し、一定の譲歩を示した可能性もある。
ホワイトハウスのサイバーセキュリティー責任者、マイケル・ダニエル氏が12日、米シンクタンク主催の会議で、中国政府が反テロ法について「一時中断を決めた」と述べた。
同時に、反テロ法が米国や世界の経済にとって「有害だ」と指摘。こうした懸念を中国側に「明確に伝えることが極めて重要だと感じている」と強調した。
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