次の目標「市長降ろし」 黒人差別のファーガソン
- 2015年3月16日
- アメリカ発ニュース
【共同】白人警察官が黒人青年を射殺したミズーリ州ファーガソンで、黒人差別の体質を指摘した司法省の改革圧力の下、市警トップらの辞任が相次いだ。市政刷新を唱える住民側は16日までに次の目標として「市長降ろし」を掲げ、リコールの署名運動を始めた。
白人のノウルズ市長は2011年に選ばれ、14年に再選された。30代半ばと若い。責任を問う声は射殺事件の直後からあるが、辞任の考えはない。AP通信に13日、「誰かが指導力を発揮しないといけない」と組織改革に意欲を示した。
米国の市長には全権を持つタイプと、限定的な権限にとどまるタイプがある。ファーガソンは後者で、月収350ドル(約4万2000円)のパートタイム制だ。実務を統括する市政代行官が別にいて、市長を含む公選7人の理事会が任命する仕組みになっている。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ