松山、及第点の滑り出し 1番しのいで持ち味発揮

 【共同】日本男子悲願のメジャー優勝へ、松山が及第点のスタートを切った。昨年は80をたたいた第1ラウンドでアンダーパーをマーク。「感触的にそんなに納得いくものではない。でも去年に比べたらいいスタートが切れたかな」とうなずいた。

 流れをつくったのは警戒していた1番でのパーセーブだった。3週間ぶりの実戦で放った最初のティーショットは左のラフへ。2打目をグリーン手前へ運んだが、寄せはピンまで1.5メートルと嫌な距離が残った。「あそこをボギーにするのとパーでいくのとではだいぶ違う」。しっかり沈めてピンチをしのぎ、気持ちを楽にした。

 前夜の雨などでグリーンが軟らかめで、持ち前の高さのあるショットが生きた。3メートルにつけた3番は惜しくもパットを外したが6番で4メートル、9番では1.5メートルとチャンスをつくって伸ばした。パー5の13番ではグリーン左バンカーからの3打目をピンそばにぴたり。鍵に挙げていたグリーン周りでも光り「イメージとはちょっと違うが、良かった」と喜んだ。

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