三井金属鉱業、ケンタッキー州工場で量産開始

 三井金属鉱業(本社:東京都品川区 社長:仙田貞雄)は、米国法人Mitsui Kinzoku Catalysts America Inc.(ケンタッキー州フランクフォート市)において自動車用触媒及び汎用エンジン用触媒の量産を開始した。

 同法人は、日系自動車メーカー向け16年モデルの4輪車用触媒の製造・販売を目的として、2013年7月に設立。資本金1000万ドルは三井金属鉱業が100%出資した。同社はこれまで、インドやタイをはじめとする新興国を中心に事業展開を進めていたが、昨今の北米市場における触媒技術への需要の高まりに伴い、現在は企業全体の事業拡大の一環として米国事業を強化している。

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