マイクロソフト、インセントを買収 〜 販売用ゲーミフィケーションをCRMに

 マイクロソフト(Microsoft)は3日、テキサス州拠点の新興企業インセント・ゲームズ(Incent Games)を買収した。

 マイクロソフトは、インセントの販売業務用ゲーム式ソフトウェア「ファンタジーセールスチーム(FantasySalesTeam)」を自社のダイナミクスCRMに組み込む計画だ。

 買収額は明らかにされていない。

 法人向けソフトウェア市場では最近、ゲーミフィケーション(gamification)の手法を取り入れた製品が増加傾向にある。

 ゲーミフィケーションとは、業務用ソフトウェアにゲームの要素を取り込むことで、従業員の生産性や効果、集中力の向上を狙う方法だ。

 マイクロソフトでは、理想的スポーツの要素をCRM(顧客関係管理)ソフトウェアに統合することで、ダイナミクスCRMの利用企業が販売担当者らに奨励策を提示できるツールを使って販売力を強化できるようになる、と考えている。

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