「5G」16年に屋外試験 通信大手ベライゾン
- 2015年9月9日
- アメリカ発ニュース
【共同】通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは8日、携帯電話の第5世代の通信サービス「5G」の屋外試験を来年から始めると発表した。あらゆる機器をインターネットと接続する「モノのインターネット(IoT)」社会に対応するため、開発を加速する。
5Gの統一規格はまだないが、ベライゾンによると、通信速度は現在主流の第4世代(4G)高速移動通信サービス「LTE」より約50倍速い。NTTドコモは3月、5Gの屋外通信試験に成功したと発表。実用化に向けた開発競争が本格化している。
ベライゾンはIT大手のシスコシステムズやクアルコム、韓国サムスン電子など6社と協力して技術開発を進める。担当幹部は「5Gはもう遠い未来の話ではない」との声明を出した。
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