米銃撃犯、男女2人と特定 現場でトラブルか 警察、計画性も捜査
- 2015年12月3日
- アメリカ発ニュース
西部カリフォルニア州の福祉施設で起きた銃乱射事件で、警察は2日、銃撃犯を男女2人と特定し、名前を公表した。施設で開かれていたパーティーで、口論などのトラブルがあったとみられている。ただ2人が大量の銃などで武装していたことから、警察は計画的な犯行の可能性もあるとみて、動機や背後関係を慎重に捜査している。
警察によると、男は米国人のサイード・ファルーク容疑者(28)、女はタシュフィーン・マリク容疑者(27)=国籍不明=。2人とも警察に射殺された。ファルーク容疑者は同州サンバーナディーノ郡の公衆衛生部局の職員。施設で職員のパーティーに参加していたが、怒って中座した。その後現場に戻って犯行に及んだもようだ。
メディアは同僚の話として、ファルーク容疑者が敬虔なイスラム教徒で、サウジアラビアに渡り、インターネットを介して知り合ったマリク容疑者を伴って帰ってきたと伝えた。両容疑者は夫婦で生後約6カ月の娘がいたという。(共同)
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