北京でまた深刻な大気汚染 学校の屋外活動禁止
- 2015年12月7日
- 世界のニュース
北京市は7日、深刻な大気汚染に見舞われた。当局は9日まで重度の汚染が3日間続くとして、最悪から2番目の「オレンジ色」警報を発令。中国紙によると、全ての小中学校で屋外活動を禁止し、一部学校では生徒に自宅学習を認める措置を取った。
北京では11月以降、深刻な大気汚染が相次いで発生、市民の不安や不満が高まっている。当局は警報発令に基づき、工場の操業停止などの対策を「最も厳しく執行する」(中国紙)とアピールに躍起になっている。
北京市上空は7日朝から白いスモッグに覆われた。米大使館のウェブサイトによると、正午(日本時間午後1時)の「PM2.5」を含む汚染指数は「健康に極めて悪い」レベルの242を記録。路上では多くの人がマスク姿で行き来した。(共同)
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