北京でまた深刻な大気汚染 学校の屋外活動禁止

 北京市は7日、深刻な大気汚染に見舞われた。当局は9日まで重度の汚染が3日間続くとして、最悪から2番目の「オレンジ色」警報を発令。中国紙によると、全ての小中学校で屋外活動を禁止し、一部学校では生徒に自宅学習を認める措置を取った。

 北京では11月以降、深刻な大気汚染が相次いで発生、市民の不安や不満が高まっている。当局は警報発令に基づき、工場の操業停止などの対策を「最も厳しく執行する」(中国紙)とアピールに躍起になっている。

 北京市上空は7日朝から白いスモッグに覆われた。米大使館のウェブサイトによると、正午(日本時間午後1時)の「PM2.5」を含む汚染指数は「健康に極めて悪い」レベルの242を記録。路上では多くの人がマスク姿で行き来した。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る