日本マック、回復見通せず 米本社、株33%売却も 

 米マクドナルドは、業績低迷にあえぐ日本事業のてこ入れ策として外部の資本やノウハウの導入を模索する。だが、品質問題の影響で日本マクドナルドホールディングス(HD)のブランドイメージは悪化しており、回復は見通せない。

 米マクドナルドは日本マクドナルドHDの株式の一部を売り、米本社が主導してきた経営手法を切り替える。市場関係者によると、発行済み株式の最大33%を売却する意向で、投資ファンドなどを対象に来年1月中旬を期限に入札を実施するという。

 米マクドナルドは本拠地の米国で、健康志向を売りにした新興ハンバーガーチェーンなどを相手に苦戦。経営立て直しのため、世界戦略の練り直しも迫られている。(共同)

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