米1月耐久財受注4.9%増 10カ月ぶり高い伸び、予想上回る

 米商務省が25日発表した1月の耐久財受注(季節調整済み)は前月比4.9%増の2374億6500万ドルとなり、昨年3月(5.1%増)以来10カ月ぶりの高い伸びを示した。市場予想の2.5%増を大きく上回った。

 輸送機器のほか、電機・家電や一次金属など幅広い分野で増加した。前月は4.6%減と大きく落ち込んでおり、反動増の側面がありそうだ。

 1月の受注の内訳は輸送機器が11.5%増で昨年3月(15.1%増)以来の高水準。このうち変動の激しい国防関連の航空機が84.8%、民間航空機は54.2%それぞれ増加した。自動車・同部品は3.0%増で昨年7月(4.9%増)以来の高い伸び。輸送機器を除いた受注は1.8%増と2014年6月(2.9%増)以来の高水準で、市場予想の0.2%増を大きく上回った。(共同)

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