魅力再発見! アメリカ建国250周年

合衆国誕生の地
フィラデルフィアをめぐる

1776年7月4日、マサチューセッツ州フィラデルフィアの地に植民地下の13州の代表者が集い、のちに第3代アメリカ合衆国大統領となるトマス・ジェファソンをはじめとする数名が起草したイギリスに対する独立宣言書に署名をした。フィラデルフィアの地には、独立宣言が行われた議事堂が「独立記念館」として、現在もその貴重な姿が保持されている。1979年には、この歴史的な出来事を今に伝える貴重な資産として、独立記念館は世界文化遺産にも登録された。 

この記念すべき250周年の節目に、独立記念館を中心に広がる建国のゆかりの地を改めて訪れよう。 

   

独立記念館 
1749年、この建物はマサチューセッツ州の議事堂として造られた。赤レンガ造りの2階建ての建物は、ドーム型の尖塔を中心に左右対称に広がり、18世紀のイギリス建築の典型的な造りとなっている。内部を見学するには、20〜30分ごとに開催されるガイドツアーに参加するのがおすすめ。当時の歴史的な部屋を実際に見学することができ、独立宣言とアメリカ合衆国憲法が成立したAssembly Roomは必見だ。 

   

リバティ・ベル・センター 
独立記念館のそばにはリバティ・ベル・センターがあり、自由の鐘が保管されている。独立宣言が読み上げられた際、イギリスからの独立を祝って、この鐘が高らかに鳴り響いたのだそうだ。鐘にはこの国の未来を予言するかのように、聖書の一節「地上に住むものすべてに、自由を宣言せよ」が刻まれていた。 

このほかにも、周辺にはジョージ・ワシントンやジョン・アダムスが大統領時代に暮らしていた邸宅跡や、独立宣言起草者の一人であるベンジャミン・フランクリンの墓や史跡が集まったエリアなどがある。 

    

フィラデルフィアで必見!
建国250周年イベント

52 Weeks of Firsts 
フィラデルフィアでは2026年、建国250周年を祝う無料イベントが1年を通して開催される。数々の画期的な出来事や発明の舞台であるフィラデルフィアをテーマに、 “First”にスポットライトを当てたイベントを毎週土曜に開催。そのほか家族で楽しめるアクティビティやノベルティ配布、音楽やエンターテインメント、セルフィースポットの設置など盛りだくさん。 
詳細: https://www.visitphilly.com/52-weeks-of-firsts/#balloon-flight-in-america 

The Declaration’s Journey 
2027年1月3日まで
Museum of the American Revolutionで開催されている、アメリカ建国250周年を記念する特別展。世界各地から集められた貴重な歴史文書、美術作品、工芸品などが一堂に会し、独立宣言が歩んできた250年にわたる複雑な歴史とその遺産を多角的に解説。アメリカ独立宣言がいかにして近代史においてもっとも影響力のある政治文書のひとつとなったのかを学ぼう。 
詳細: https://www.amrevmuseum.org/exhibits/the-declaration-s-journey 

America’s Founding 
2026年2月13日オープン
The National Constitution Centerの新しい常設ギャラリー。植民地時代に高まっていったイギリス本国との緊張関係から合衆国憲法および権利章典の起草・批准・採択に至るまでの道のりを、貴重な歴史的遺物、没入感あふれる展示空間、そしてデジタル・インタラクティブを通して生き生きと再現する。 
詳細: https://constitutioncenter.org/museum/exhibits-programs/americas-founding 

Wawa Welcome America festival 
Juneteenthから7月4日の独立記念日までの間に毎年開催されるフェスティバル。2026年は、建国250周年に合わせて例年よりもスケールアップして開催されるので、最新情報をお見逃しなく。 
詳細: https://july4thphilly.com/ 

  

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