銃撃で兵士8人死亡 インドネシア・パプア州
- 2013年2月21日
- 世界のニュース
【共同】インドネシアのパプア州(ニューギニア島西部)シナクで21日、兵士らが武装グループに銃撃され、国家警察の報道官によると、兵士側の8人が死亡、2人が負傷、1人が行方不明になった。治安当局は独立派武装組織「自由パプア運動(OPM)」の犯行とみている。
兵士らは空港に向かう途中だったという。一般住民に死傷者が出たとの情報もある。
1960年代にインドネシアに併合されたパプア地方では、金や銅などの豊かな天然資源が「中央政府や外国に収奪されている」との不満が先住民の間で根強い。OPMはここ数カ月、兵士や警官に対する攻撃や、外国人誘拐などの犯行を活発化させている。
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