トップ選手11%が経験 暴力やセクハラ 57団体、JOC調査

 【共同】日本オリンピック委員会(JOC)は19日、加盟57団体の強化指定選手や指導者を対象に実施した暴力問題についての調査結果を公表し、回答した選手の11.5%に当たる206人が、「競技活動の際に暴力行為を含むパワハラ、セクハラを受けたことがある」と答えた。指導者では3.0%の43人がこれらの行為を行ったとした。

 柔道の暴力指導問題を受けてJOCが初めて実施した調査で、同じような問題がトップレベルの選手を指導する他競技の現場でも起きている実態が明らかになった。

 JOCの監督官庁である文部科学省の杉浦久弘競技スポーツ課長は「多い印象」との見解を示し、調査結果を報告した福井烈JOC理事は「この数字は非常に重いと受け止めないといけない」と述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る