墓参訪朝を延期 米韓との緊張影響か
- 2013年3月27日
- 日本発ニュース
【共同】終戦前後に現在の北朝鮮で死亡した日本人の遺族による墓参の訪朝を進めている団体が4月上旬に計画していた訪朝が、延期されたことが27日分かった。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者が明らかにした。
この団体は「北朝鮮地域に残された日本人遺骨の収容と墓参を求める遺族の連絡会」(北遺族連絡会)。延期の詳しい理由は不明だが、総連関係者は「(北朝鮮側が)さまざまな情勢を勘案したようだ」としており、北朝鮮と米韓との間で最近緊張が高まっていることが影響したとみられる。
この関係者によると、北朝鮮側が27日に受け入れの延期を伝えてきた。次回は4月下旬-5月上旬の訪朝を検討するという。
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