選手に衝撃、警備不安募る テロ直後のロンドン大会

 【共同】21日に行われるロンドン・マラソンに、多数の死傷者を出した15日のボストン・マラソンでの連続爆破テロが影を落としている。選手は事件の衝撃や犠牲者への同情を口にし、マラソン関係者には警備への不安が高まっている。

 「ボストンの事件はとてもひどい。このような行動を非難する」。記者会見で2011年世界選手権女子優勝のエドナ・キプラガト(ケニア)は毅然と言った。渋井陽子(三井住友海上)は「すごくショックを受けた」と表情を曇らせた。

 2年前のボストンで2時間3分2秒の世界最速タイムをマークした男子のジョフリー・ムタイ(ケニア)は「ボストンをよく知っているだけに、とても悲痛だ。僕たちはマラソンの家族のような存在だ」と連帯感を示した。

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