国際合同チーム、調査開始 鳥インフルエンザ、感染源解明へ

 【共同】世界保健機関(WHO)北京事務所は19日、WHOと中国疾病予防コントロールセンターなどが約15人の合同チームを結成し、感染者が増加している鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に関する現地調査を開始したと発表した。

 中国政府は国際社会と連携し、感染源の解明などを急ぐ。積極的に情報を共有する姿勢を示し、同政府の「情報隠し」に向けられた国内外の不安を和らげる狙いもあるとみられる。

 江蘇省政府は19日、感染者1人を、浙江省政府も同日、3人の感染者を新たに確認したと発表した。中国全体の感染者は死者17人を含む計92人。感染は上海、北京の2市と江蘇、浙江、安徽、河南の4省に拡大している。

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