ブラジルW杯に新楽器 ブブゼラにあやかり開発

 【共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で応援に使われたラッパのような民族楽器「ブブゼラ」の人気にあやかろうと、来年W杯を開催するブラジルの有名音楽家がこのほど、振って演奏する新たな楽器「カシローラ」を開発した。

 地元メディアによると、国際サッカー連盟(FIFA)やブラジル政府が既に使用許可を出しており、W杯では公式グッズとして販売される予定だ。カシローラは、小さなかごの中に植物の種や小石を入れたブラジルの楽器「カシシ」を音楽家カルリーニョス・ブラウン氏が改良したもので、片手で振って音を出す。

 サトウキビで作ったプラスチックを使っており、ブラウン氏は「百パーセント、グリーン」とアピール。23日に首都ブラジリアの大統領府で行われた発表イベントで演奏したルセフ大統領は「ブブゼラより見た目がいい。ブラジルには美しい楽器を創作する能力がある」と述べた。

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