大気汚染対策に27兆円 中国、今後5年間で

 【共同】5日付の中国紙、毎日経済新聞によると、中国政府は大気汚染対策として、今後5年間で1兆7000億元(約27兆7000億円)を投じて改善を図る方針を決めた。具体的な計画は今後発表されるという。

 中国政府は6月に10項目の「大気汚染防止措置」を決定した。同措置では大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2.5」など汚染物質の排出削減やエネルギー構造の調整、省エネなどを推進すると規定。資金は具体的計画に基づき振り分けられる予定だ。

 中国環境保護省は2030年までに、全国の都市でPM2.5の値を年平均で大気1立方メートル当たり35マイクログラムに下げる目標を設定。しかし、今後も経済発展に伴い石炭消費量が上昇するのは確実で、専門家はクリーンエネルギーの大幅な拡大や中長期的目標の設定が必要だと指摘している。

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