太平洋クロマグロ最低に 漁獲量規制が課題

 【共同】太平洋のクロマグロの過剰な漁獲が続き、2010年の資源量が、過去最低レベルにまで落ち込んだとの評価報告書を、日本や米国などが参加する国際機関「北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)」の作業部会が16日までにまとめた。

 クロマグロは太平洋と大西洋に生息しているが、大西洋では乱獲が著しいため、厳しい漁獲規制が行われている。今回、太平洋産に対して作業部会は「07〜09年の漁獲レベルが続けば資源回復は望めない」と指摘。環境保護団体や研究者から、漁獲規制を求める声が強まりそうだ。

 水産庁の委託で水産総合研究センターが行っている12年度の資源量評価でも、前年の「中位」から「低位」に悪化した。

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