日本企業拠点近くで爆発 アルジェリア、被害なし
- 2013年7月30日
- 世界のニュース
【共同】アルジェリアで高速道路建設に当たっている日本企業の居住施設の近くで28日、アルジェリアの憲兵隊を狙った爆発事件があったことが30日分かった。被害はなかった。日本外交筋が明らかにした。
日本人10人が犠牲になったことし1月のアルジェリア人質事件後、同国で日本人の安全に関係する事件が起きたのは初めてとみられる。アルジェリアの日本大使館はアルジェリア政府に日本企業の活動地区での警備強化をあらためて申し入れた。
外交筋によると、アルジェリア北東部スキクダ県にある鹿島、大成建設などの共同企業体(JV)の居住施設から約1キロ離れた県道で28日午前、憲兵隊の車両が通過した際に仕掛け爆弾が遠隔操作で爆発した。
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