中東和平交渉が再開へ 和平に強い意志不可欠 試される米の調停能力
- 2013年7月30日
- 世界のニュース
【共同】イスラエルとパレスチナが約3年ぶりに中東和平交渉を再開。今年は1993年の暫定自治宣言(オスロ合意)から20年。和平を実現し歴史的な年にするには、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長がリーダーシップを発揮し、和平への強い意志を持つことが不可欠だ。
双方は米国の仲介で何度も和平交渉を行ったが、決裂を繰り返してきた。2010年はわずか1カ月ほどで暗礁に乗り上げており、今回も継続的な交渉を軌道に乗せることが最初の課題。米国の調停能力も試される。
オバマ大統領は3月、就任後初めてイスラエルとパレスチナ自治区を訪問し、和平仲介への意欲を表明。ケリー国務長官が4カ月余り、シャトル外交で交渉再開に全力を傾注してきた。
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