巨大発電所予定地で衝突 ジャワ、反対派17人負傷か
- 2013年7月30日
- 世界のニュース
【共同】日本が官民一体となりインドネシア中ジャワ州バタン県で進めるアジア最大級の石炭火力発電所の建設予定地で30日、建設に反対する地元住民と治安部隊との間で衝突が起きた。住民側は17人が負傷したとしているが、警察は住民の負傷を否定している。
住民や環境保護団体によると、バタン県カラングヌン村の建設予定地で反対派の住民数百人が、事業会社側が行っていた地質調査のための掘削作業の中止を要求。会社側が拒否したため、住民らは泥を投げ、警備していた軍、警察の部隊との間でもみ合いになった。
住民らによると、治安部隊は住民を棒でたたいたり蹴ったりし、女性を含む負傷者が出た。
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